沖縄リゾート結婚式、最高1万7288組 17年 選択肢の多さ奏功


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 県文化観光スポーツ部が22日に発表した2017年の沖縄リゾートウエディング実施組数は、前年比12・3%(1889組)増の1万7288組となり、6年連続で過去最高となった。国内組数は前年比12・5%増の1万5222組、海外は10・7%増の2066組だった。

 リゾートウエディングによる来県者数は少なくとも約24万8千人、推計経済効果は約271億5千万円に上り、いずれも過去最高を更新した。

 県は、国内では少子化や結婚式を挙げないなど市場の縮小があるものの、県内では海が望めるチャペルでの挙式や、ビーチなどで撮影を行う「フォトウエディング」の人気が高いと分析した。

 琉装着用やレストラン、ビーチでの挙式など、選択肢が豊富なのも奏功しているという。

 海外客、特に香港では、現地の法津に基づいて結婚する「リーガルウエディング」の需要が高い。海外組数の19・4%がリーガル婚を選んでいる。

 調査はリゾートウエディングを扱う県内企業63社を対象に実施し、回答があった49社の数値を集計した。