比嘉大吾「恥ずかしいこと」具志堅氏「全責任は私」 体重超過、HPで謝罪文


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報道陣を前に頭を下げる比嘉大吾(右)、具志堅用高会長=15日、東京都内

 体重超過のために世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座を剥奪され、15日の試合でTKO負けして16戦連続KO勝利の日本新記録を達成できなかった比嘉大吾は16日、所属する白井・具志堅スポーツジムのホームページで「試合をするための大前提である、体重を作るということが出来なかったのはプロとしてとても恥ずかしいことです」などとする謝罪文を発表した。

 対戦相手のクリストファー・ロサレス陣営にあらためて謝罪し、「今後は体調回復に努め、日本ボクシングコミッション(JBC)の処分に従います。本当に申し訳ございませんでした」と、コメントした。

 ジムの具志堅用高会長は、2月にあった初防衛戦で比嘉にダメージがなかったことから今回の試合を設定したと説明した上で、「結果的にこのような事態を招いた全責任は会長である私にあります」とのコメントを出した。