翁長氏擁立を確認 沖縄県知事選調整会議 議長は県議軸


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 翁長雄志沖縄県知事を支持する県政与党や労働組合、企業は17日、那覇市の八汐荘で、秋の県知事選に向けた調整会議(議長・新里米吉県議)を開き、翁長知事の擁立を目指す方針を改めて確認した。同会議の新里議長に代わる後任人事についても協議し、今回結論は出なかったものの、県議会与党最大会派の「社民・社大・結」の県議を軸に選出することを申し合わせた。

 翁長知事擁立については、3月の前回会合でも確認したが、その後、知事が膵臓(すいぞう)に腫瘍が見つかり、手術を控えていることもあり、改めて協議した。その結果、方針を変えないことを確認した。

 会合後、新里議長は記者団に「翁長知事がいつ復帰するかは分からないが、必ず復帰すると思う」と強調した。調整会議の議長選出については「できる限り早い時期に議長を決めてバトンタッチしたいが、人選は慎重にしなければならない。そのため、めどは決めていない」と語った。

 新里議長によると、先日、オール沖縄会議を脱会した、かりゆしグループは前回知事選と同様に調整会議に加わる。

 オール沖縄会議を脱会した金秀グループは調整中で、新里議長は会にとどまるよう「今後、話し合いを進めたい」との意向を示した。