「基地はいらない」 辺野古ゲート前500人行動始まる 市民、各地から続々


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座り込む市民を強制排除する県警の機動隊員=23日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設問題で、23日午前、「辺野古ゲート前連続6日間500人集中行動」(主催・同実行委員会)が名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で始まった。

「辺野古新基地NO」と書かれたプラカードを掲げて抗議する市民=23日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 市民が県内各地から駆け付け「基地はいらない」などと抗議の声を上げた。集中行動に参加する市民は続々と増えており、午前10時現在で200人を超えた。

座り込む市民を強制排除する県警の機動隊員=23日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 キャンプ・シュワブ内への建築資材搬入を止めようゲート前に座り込む市民と、ごぼう抜きで強制排除する県警の機動隊員が衝突し、もみ合いとなる場面が続いている。

座り込む女性を強制排除する県警の機動隊員=23日午前10時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 ゲート前での混乱により、国道329号の南向け車線では渋滞が発生している。【琉球新報電子版】