新たなはしか患者なし 2日連続、県「良い傾向」


この記事を書いた人 琉球新報社
はしか予防のため混合ワクチンを接種する子ども=4月12日、本島南部の小児科医院

 県保健医療部は25日、麻疹(はしか)の検査を24日に15人分実施したが、新たな患者は確認されなかったと発表した。感染が判明しなかったのは2日連続で、これまでの県内の患者は70人。感染力の弱い「修飾麻疹」の患者が増えており、県は「まだ油断はできないが、良い傾向だ」と話している。

 一方、観光への影響は続いている。県観光振興課によると、はしかの影響とみられる旅行のキャンセル数は25日午前10時現在で504件、935人となった。重複の可能性もあるという。