包装テープに広告掲載 情報発信で誘客


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包装テープを使った広告媒体を提案するアイティメル沖縄の大濱真道主任(右)とデザイン担当の萩野綾乃さん=4月27日、那覇市天久の琉球新報社

 システム開発やデザイン制作の「アイティメル沖縄」(浦添市)は、荷物などの包装テープに広告を掲載する新サービス「アイエムテペ」を開発した。業者のテープにかかるコストを削減し、ホテルやレンタカー、土産品など沖縄から県外へ広告情報の発信を後押しする。

 アイエムテペは、荷物を開封する際に視界に入り、広告の情報が受け手に届きやすいと考えて開発された。テープにはQRコードを掲載して、ウェブページへの誘客やクーポンの発行も検討している。4月27日に琉球新報社を訪れたシステムデザイン開発チームの大濱真道主任は「県外に向け、沖縄を発信する企業をお手伝いしたい」と語った。今後は広告主を募集し、郵便局や宅配業者などテープの設置場所の拡大を図る。

 1期間(30メートルテープ10本)、1枠(4・5センチ×4・2センチ)ごとに約1500回分の単色広告を掲載できる。デザインなどを含め価格は1万9980円(税抜き)から。問い合わせは同社(電話)098(942)5597。

※注:大濱真道主任の「濱」は、右側がウカンムリに「眉」の目が「貝」