社会

車衝突、バイク男性死亡 容疑で米兵逮捕 名護・天仁屋

名護市の国道331号で二輪車と正面衝突した四輪車。キャンプ・ハンセン所属の米海兵隊員が運転していた=2018年5月27日19時ごろ、名護署

 27日午後2時10分ごろ、名護市天仁屋の国道331号で、乗用車とバイクが正面衝突した。バイクを運転していた沖縄市の自営業の男性(45)が全身を強く打って死亡した。名護署は、乗用車を運転していた米海兵隊キャンプ・ハンセン所属の伍長(21)を過失運転致傷の疑いで逮捕した。容疑を過失運転致死に切り替えて調べる。

 名護署によると、容疑者の伍長は「バイクが黄色の線(センターライン)に近かったので、避けるため左にハンドルを切ったが、滑って相手コースに入ってしまった」と話しているという。同署は、名護市嘉陽方面から東村に向けて走行中の乗用車が対向車線にはみ出し、バイクと衝突したとみて詳しい事故原因を調べている。


名護市の国道331号でキャンプ・ハンセン所属の米海兵隊員が運転していた四輪車と正面衝突した二輪車=2018年5月27日19時ごろ、名護署

 現場は片側1車線のカーブ。名護署によると、容疑者は公務中ではなく一人で運転していた。乗用車は前が大破したが、けがはない。

 男性は一人でツーリング中だったとみられる。心肺停止の状態のままドクターヘリで本島中部の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

 米兵が公務中の事故などでは、第一次裁判権は米側にある。一方、今回の米兵は公務外で、身柄は名護署にあり、第一次裁判権は日本側にある。公務外の場合、被害補償は加害者と示談交渉になり、解決できない場合は加害者に代わって米政府が補償金を支払う。