宮古-福岡線運行再開 ANAが19年ぶり


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宮古―福岡線の運行再開記念式典でテープカットする関係者ら=1日、宮古空港

 【宮古島】全日本空輸(ANA)グループは1日、福岡―宮古線の運航を19年ぶりに再開した。10月27日まで1日1往復で運航する。1日、宮古空港では運航再開記念式典が開かれ、ANAの代表者や宮古島市関係者らが出席しテープカットを行った。

 式典ではANAを代表して大人形綱邦九州支社長があいさつし「宮古島への注目度が高い中で、福岡が4つ目の都市として直行便で結ばれた。期間が決まっているが、安定した利用実績を積み重ねることで10月28日以降も引き続き就航できるようにしていきたい」と意欲を見せた。

 下地敏彦宮古島市長は「19年ぶりの再開でまた便利になる。宮古が活力ある島になるよう、ぜひ多くの人に利用してほしい」などと呼び掛けた。

 到着口では、福岡から到着した搭乗客に市観光協会の職員らがパンフレットや黒糖を配布して歓迎し、宮古島をアピールした。【琉球新報電子版】