男子バレー強豪パナ 沖縄市拠点に リーグ公式戦も


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沖縄市をバレーボール実業団「パナソニックパンサーズ」のサブホームタウンとすることを発表した桑江朝千夫沖縄市長(左から4人目)とパナソニックパンサーズの南部正司部長(同3人目)ら=1日、沖縄市役所

 【沖縄】男子バレーボール実業団の強豪・パナソニックパンサーズが1日、チーム第2の活動拠点となる「サブホームタウン」を沖縄市にすると発表した。バレーボール実業団のサブホームタウンは、県内初。市役所で会見が開かれ、桑江朝千夫沖縄市長やパナソニックパンサーズの南部正司部長らが参加した。10月に開幕するプレミアリーグの公式戦やバレーボール教室を沖縄市内で開催していく。桑江市長は「バレーに携わる多くの子どもたちに夢を与える素晴らしい機会だ。市民、県民で共に応援したい」と喜んだ。

 大阪府枚方市を本拠地にするパナソニックパンサーズは、昨シーズン6年ぶり3度目の国内バレーボール三大大会(Vリーグ、天皇杯、黒鷲旗)優勝を達成した国内屈指の強豪。南部部長は施設の充実やFC琉球、ゴールデンキングスへの支援実績が決め手だったと説明する。その上で「この決定を選手、関係者共に心から喜んでおり、今シーズンも頑張りたい」と意気込んだ。

 県バレーボール協会特別顧問で、2020東京五輪・パラリンピックの事前キャンプ県誘致推進委員の翁長良成さんは「バレーボールに携わる青少年育成への効果や沖縄市での国際大会開催にも期待したい」と喜んだ。