若者へ、もっと「#コザに恋して」 琉大女子、ポスター制作 インスタで魅力発信


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コザの魅力を発信するポスターを作成した(左から)喜納舞杏さん、金谷和希さん、生盛舞花さん、天願優笑さん=沖縄市観光物産振興協会

 【沖縄】「#コザに恋して」というハッシュタグをつけ、沖縄市の魅力を写真共有アプリ「インスタグラム」で発信している琉球大学の女子学生4人がこのほど、コザの魅力を伝えるポスターを作成した。インスタグラムでは市内のカフェなどを紹介しており、ポスターのQRコードをスマートフォンのアプリで読み取ると、運営するページが閲覧できる。

 4人は5月25日、沖縄市のミュージックタウン音市場内にある市観光物産振興協会を訪れ、同協会の入り口にポスターを掲示した。

 制作したのは琉大観光科学科2年の喜納舞杏さん(19)、天願優笑さん(19)、金谷和希さん(20)、生盛舞花さん(19)の4人。

 沖縄市出身の喜納さんは「女子学生が沖縄市の情報を発信することで、同世代が来やすくなる。一度足を踏み込んだら、親しみやすい街だと知ってもらえる」と話した。

 ポスターはクラウドファンディングで資金を募った。28人から12万円が集まり、300部を制作した。

 ポスターはピンクを基調に、中央に大きなハートを置き、目につきやすいデザインにした。ポスターは市内のカフェなどに掲示していく。4人は今後も、インスタグラムの更新に力を入れていくという。

 市観光物産振興協会の山田一誠事務局長は「すごくありがたい。ガイドブックにも載っていない風景が撮影されており、若い人に広がってもらえれば」と期待した。