政治

歩道通行 警備員が阻む シュワブ前 防衛局は正当性主張

新基地建設に反対し座り込む市民を取り囲む警察官ら=18日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で沖縄防衛局は18日、米軍キャンプ・シュワブの工事用ゲートから車両411台で資材を搬入した。建設に反対する市民ら約60人は沖縄防衛局が新たに設置した柵と交通規制材(バリロード)間の約1メートルの幅に2列で座り込んだ。沖縄防衛局はこの1メートル幅を「歩行者通路」としているが、民間警備員らが国道の歩道の両脇を固め、警察官に移動させられた後、市民らの通行を阻んだ。

 ゲート前で平和市民連絡会の北上田毅氏は、糸数慶子参院議員が入手した7月11日付の沖縄総合事務局の道路占有回答書を市民に示し、「歩道は占有区域に含まれていない。立ち入りを禁止する根拠はない」と指摘した。これに対し沖縄防衛局は本紙取材に「道路法35条に基づく道路占有にかかる協議をし、同意を得て設置した」と法律に基づく占有だと強調した。

 道路法35条では「国の事業のための道路の占有は管理者と協議し、同意を得れば足りる」とされている。

 海上でも護岸工事が進められた。18日午後、K4護岸とN3護岸が接続するまで残り15メートルほどに迫っているのを市民が確認し、「早くて明日、遅くて今週中にも区域が囲い込まれるだろう」と懸念を示した。