県民大会で撤回支持 オール沖縄 11日、3万人超目標


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 「辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議」は31日、県庁記者クラブで会見し、8月11日に那覇市の奥武山公園陸上競技場で開く「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める8・11県民大会」の開催概要を発表した。翁長雄志知事の埋め立て承認撤回の決断を後押しし、辺野古沿岸への土砂投入に反対する民意を示すため、3万人以上の集会規模を目指す。

 大会では翁長知事があいさつに立ち、撤回表明を県民に直接語ることをメーンに据えており、知事の体調を見ながら参加を調整する。承認撤回の支持と埋め立て工事に反対する大会決議を採択し、大会後に政府への抗議・要請を行う。

 午前11時に開会し、暑さを考慮して1時間以内で終了する。大会テーマカラーの「青」を身に着けての参加を呼び掛ける。

 会見には、高里鈴代氏(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表)、稲嶺進氏(前名護市長)、高良鉄美氏(琉球大学法科大学院教授)、親川盛一氏(元県知事公室長)の共同代表4氏らが出席した。