浦添工と真和志、北海道駆け回る 「写真甲子園」開幕


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撮影した写真を確認し合う浦添工業の生徒たち=1日、北海道美瑛町

 【北海道で新垣若菜】第25回全国高校写真選手権大会の競技初日は1日、北海道の上富良野町と美瑛町を撮影会場に開かれた。浦添工業と真和志の生徒たちは、それぞれの場所での制限時間2時間を目いっぱい使って広い会場を駆け回り、ファーストステージの作品「色」を仕上げた。順位はファイナルステージまでの3作品の合計得点で決まる。

 ステージごとに開かれる公開審査会では、両校ともに高い評価を得た。夕焼け空を背景に土煙を上げるトラクターの写真や、満面の笑みでトマトを抱える女性などで構成した作品を提出した浦添工業は、審査員から「よく撮れている。ピカイチだね」と絶賛された。踏ん張る表情の男児や口を大きく開いた幼女などを収めた真和志も、「ユーモラスな視点で捉えている」と好評だった。

 競技2日目は、モノクロ写真指定でテーマは「光」。東川町と旭川市の市街地が撮影の舞台となる。

マップを片手に、写真スポットを相談する真和志高校の生徒たち
真剣な眼差しで撮影に臨む浦添工業の生徒

撮影場所を求め、移動する真和志高校の生徒たち
移動途中で出会った女性と談笑する浦添工業の生徒