外国客の交通事故防止へ 旅行サイト運営のパムがHP


この記事を書いた人 Avatar photo 高良 利香
繁体字で日本の交通ルールや注意点などを解説する「Tabirai Japan」の特設ページ

 旅行情報サイトを運営するパム(沖縄県那覇市、長嶺由成社長)は2日、レンタカーを利用する訪日外国人向けの交通事故防止ホームページ(HP)を開設した。レンタカー利用が多い台湾、香港の観光客を想定し、中国語(繁体字)版サイトを公開した。増加する外国人のレンタカー事故の減少につなげる。韓国語版や英語版の公開も予定している。

 訪日外国人客の増加に伴い、外国人のレンタカー事故は2014年から3年間で約3倍に増加している。

 レンタカー会社から具体的な事故原因などの情報提供を受け、外国人客が戸惑いやすい情報をまとめた。パムの担当者は「沖縄でレンタカー事故が増え、(事故防止に)貢献したい」と開設の経緯を話した。

 外国人向けサイト「Tabirai Japan」で、日本の交通ルールや標識を解説した。レンタカーの受け取り方から、事故の際の対処方法なども掲載して注意喚起している。

 交通事故防止ページ(繁体字)はhttp://tc.tabirai.net/car/guide/safe-drive/