明日から旧盆 お供え物買い求める客で市場大にぎわい


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
23日から始まる旧盆を前にお供え物の食材を買い求める人でにぎわう市場=22日午前、那覇市牧志の公設市場

 23日からの旧盆前を前にした22日午前、県内各地ではウヤファーフジ(先祖)を迎えるためにお供え物の食材を買い求める人の姿が多く見られた。

 那覇市牧志の公設市場や周辺の商店街などには三枚肉や中身汁用の肉類、果物などが所狭しと並び、買い物客が足を止めて買い求めていた。

23日から始まる旧盆を前にお供え物の食材を買い求める人でにぎわう市場=22日午前、那覇市牧志の公設市場

 公設市場の精肉店で中味汁用の肉を買っていた新嘉喜昭秀さん(77)=那覇市=は妻・優子さん(76)と訪れた。新嘉喜さんは「1カ所で全部そろうので、旧盆は公設市場に来ている。スーパーで買うより落ち着くし、新鮮なので質が違う」と語った。

23日から始まる旧盆を前にお供え物の食材を買い求める人でにぎわう市場=22日午前、那覇市牧志の公設市場

 南城市から公設市場を訪れたという宮城勝春さん(50)は妻・仁美さん(37)と訪れ「数年ぶりに来たけれど、活気があるしいいな」と語った。【琉球新報電子版】