鮮やかストレリチア 収穫が最盛期 糸満


この記事を書いた人 琉球新報社
最盛期を迎えたストレリチアを収穫する島袋幸光さん=31日、糸満市大里

 オレンジの花と濃い青色のコントラストが異国感を漂わせるストレリチア。収穫が最盛期を迎えた31日、糸満市大里の畑で島袋幸光さん(48)がストレリチアの花を収穫していた。極楽鳥花と呼ばれ仏花のイメージもある花だが、「輝かしい未来」という花言葉から結婚式やホテルのなどにも人気が高まっている。

 沖縄は全国一のストレリチアの産地。島袋さんは約7千平方メートルの畑でストレリチアを栽培し、最盛期は1日400本を出荷する。「見ると安らぐ」という自信作は、花と食のフェスティバルで3年連続の金賞にも輝いた。島袋さんは「最初は自己流で大失敗した。講習会で勉強して管理も徹底し、今年の花はもっときれいに咲かせられた」と笑顔で語った。