沖縄市の給食また異物混入 児童けが報告はなし


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沖縄市立学校給食センターが保護者に送った文書

 【沖縄】沖縄市の給食センター第2調理場が8月31日に市内小学校に提供した給食(フルーツミックス)に、金属のような長さ約6ミリの異物が混入していたことが、5日までに分かった。児童らへのけがの報告はない。

 市教育委員会は異物の特定を外部に依頼しており、「異物や原因の特定ができ次第、再発防止策に努めたい」としている。

 市越来の給食センター第2調理場は市内5小学校、3中学校に1日計5200食分を配給している。異物は児童がフルーツミックスをおかわりした際、食器プレートに入っていたのを発見した。学校側は問題発覚後すぐに市教委へ、市教委も県教育庁に連絡したが、すでに給食の終了間際だった。

 市第2調理場から配給された給食は、昨年11月にもスライサーの刃の一部が混入していた。その後も異物混入が相次ぎ、市教委は「異物混入マニュアル」などを作成し、衛生管理の徹底を図っていた。