社会

元軍属、無期懲役確定 女性暴行殺人事件 上告せず、裁判終結

米軍属女性暴行殺人事件で、被害者の遺体が遺棄された現場。献花台には新しい花やペットボトルなどが並んでいる=9月20日、恩納村安富祖

 2016年4月、本島中部でウオーキング中の女性=当時(20)=が殺害された米軍属女性暴行殺人事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、一審、二審で無期懲役を言い渡された当時軍属の元海兵隊員ケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告(34)は期限の4日までに上告せず、5日午前0時、無期懲役刑の判決が確定した。関係者によると、ケネス被告は4日までに弁護人と協議し上告しないことを決めたという。

 判決によると、ケネス被告は被害者の頭部を棒で殴った上、首付近をナイフで数回突き刺したりして死亡させた。乱暴目的の犯行は未遂に終わり、恩納村の山中に死体を遺棄した。

 判決を受け被害者の父は「心には埋めることのできない大きな穴があいている。これからも娘への思いは変わることはありません」とコメントを発表した。