子ども支援、空き家活用 多彩な新ビジネス発表 浦添で創業フェス


社会
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事業内容を分かりやすく発表する「市創業ビジネスコンテスト」の入賞者=11日、浦添市のてだこホール市民交流室

 【浦添】創業ビジネス合同商談会「浦添創業フェスタ」(浦添市主催)が11日、沖縄県浦添市のてだこホール市民交流室で初めて開かれた。市内で創業を希望する人や創業後1年未満の人を対象にした「市創業ビジネスコンテスト」の入賞者7人が、事業内容を分かりやすく発表した。

 フェスタは、「市創業ビジネスコンテスト」の入賞者がサービス業だったことから、事業内容をより詳しく知ってもらおうと発表の場を初めて設けた。

 非行・ひきこもり問題や発達が気になる子への支援や園芸、空き家を使った地域活性化など、各事業について紹介した。入賞者はそれぞれブースも設け、来場者の質問に直接答えた。

 事務局のCSDコンサルタンツの金城実宏常務取締役は「福祉行政でできない隙間を狙って立ち上げた事業や、自分が欲しかったサービスなど、入賞者の思いをどう客に伝えるかが大事だ。場数を踏んで今後の経験につなげてほしい」とフェスタの意義を語った。