見出しから川柳作り 仲西中、200人楽しむ


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見出しを選び川柳づくりを体験する生徒=23日、浦添市の仲西中学校

 新聞を活用して川柳をつくる「落語&コラ川道場」が23日、浦添市の仲西中学校で開かれた。2年生の親子レクリエーションの一環で催され、生徒約200人と保護者が参加した。琉球新報社読者事業局の関戸塩さんが講師を務め、新聞をめくりながら気に入った見出しを切り抜き、川柳の定型に組み合わせる「コラージュ川柳」の作り方を紹介した。生徒たちは切り抜いた見出しを紙に貼り、“言葉遊び”を楽しんでいた。

 関戸さんが川柳の定型五・七・五を説明した後、生徒は時間をかけて見出しを選んだ。生徒たちが作った川柳は「ペンギンも レッツチャレ ヘアカット」「アスリート 快眠枕 守りたい」など。

 「コンテスト 泣いて笑って 日本一」という川柳を作った知念青空(せいら)さんは「たくさんの記事から言葉を選ぶ過程が楽しかった」と振り返った。来間涼さんは「言葉に対するセンスが求められると思った」、岡田綺星(きらり)さんは「楽勝でした」と笑顔で感想を話していた。

 川柳づくりの前に、関戸さんが落語「寿限無」を披露。3人の生徒も登壇し、落語を体験した。