那覇市が、市出身でプロ野球パ・リーグの最優秀選手(MVP)を受賞した西武の山川穂高内野手(27)に市民栄誉賞を贈ることを決めた。城間幹子市長が5日の定例会見で発表した。
市民栄誉賞の個人での受賞は歌手の安室奈美恵さん、女子プロゴルファーの宮里美香さんに続き3人目。
山川内野手は那覇市首里出身、城北小時代から野球を始めた。今季、47本塁打を放り自身初タイトルとなるパ・リーグ本塁打王を獲得。
月間MVPも受賞し、西武を10年ぶりのリーグ制覇に貢献した。
城間市長は「市民、県民の誇り、多くの野球少年・少女たちの励みとなる」と述べ、山川内野手の功績をたたえた。【琉球新報電子版】