社会

特殊詐欺「受け子」容疑で少年ら摘発 17~20歳の十数人

 沖縄県警捜査第2課と与那原署、浦添署、豊見城署は12日、被害者からキャッシュカードなどを受け取る「受け子」として特殊詐欺に関わった疑いがあるなどとして、本島中南部出身で17~20歳の十数人を摘発・指導したと発表した。

 県警によると、県出身者は「短期間でもうかる仕事がある」「建築の仕事がある」との話を持ち掛けられ、東京都内にある賃貸マンションの一部屋に6月末~8月中旬、十数人で住み込んでいた。最低でも7人が特殊詐欺に関与した疑いがあるという。

 県出身者は同級生や知人の関係だった。東京までの旅費や住まいを提供され、特殊詐欺への関与が断れない状況があったという。

 18~19歳の少年3人は、関東で警察官や金融機関職員を名乗って高齢女性からキャッシュカードをだまし取ったり、現金を引き出したりしたなどとして、詐欺未遂や窃盗(詐欺盗、払出盗)容疑で県警に逮捕され、家庭裁判所に送致された。うち一人の少年と、別の少年が同様の手口で他県警に逮捕された。

 県警は捜査の都合上、少年の認否を明らかにしていない。今年夏、東京都の一般人から与那原署へ情報提供があり捜査を進めていた。

 県警は「安易な誘いで特殊詐欺に加担しないように」と注意を呼び掛けた。