地域元気指数調査 都道府県別・町村別 沖縄、北谷が1位


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地域元気指数調査で、町村別の1位に輝いた北谷町。同町美浜のアメリカンビレッジは多くの県民や観光客が訪れる観光スポットの一つだ

 地域コンサルタント会社「アール・ピー・アイ」(東京都)が実施した「地域元気指数調査2018」で、沖縄県が都道府県別で4年連続1位、北谷町が町村別で1位に輝いた。調査は全国約10万人を対象にインターネットで実施し、住民が地域の「元気度」や「幸せ感」などを数値化。県民の「地元愛」の高さが浮き彫りとなった。

 調査は2015年から続けており、18年は8月に実施した。「にぎやかで楽しい」「食べ物がおいしい」「新しいものを受け入れる風土がある」などの項目を基に10点満点で評価し、「地域元気指数」としてランキングを付けた。

 都道府県別では、沖縄県が東京都と並ぶ6・17点で1位となった。町村別でも北谷町が7・35点で1位。南風原町(3位)、西原町(5位)、中城村(8位)、与那原町(10位)も続き、トップ10のうち県内が五つを占めた。市別では、石垣市が3位、豊見城市が7位に入った。

 調査を担当した高瀬一幸執行役員は「物事を前向きに捉える県民性が出たのではないか」と分析した。