社会

ロマンス詐欺、沖縄県内も 海外軍人称し、女性から金

 沖縄県警捜査第2課は23日、会員制交流サイト(SNS)や出会い系アプリで外国の軍人らを装い、女性に恋愛感情を抱かせて現金をだまし取る「国際ロマンス詐欺」と呼ばれる手口の特殊詐欺が県内で複数件発生したと発表した。被害に遭った県内の女性はインターネット上のやりとりのみで国内外の指定口座に金を振り込んでいた。県警は詐欺事件とみて、捜査を進めている。

 「国際ロマンス詐欺」は社会問題となっている。県警は「SNSや出会い系サイトで知り合い、一度も会ったことがない相手からの現金要求に対しては安易に送金を行わないでほしい」と注意を呼び掛けている。

 県警によると、本島南部の50代女性は昨年11月ごろ、SNSを通じて知り合った海外の軍人を名乗る人物から「中東の戦地で戦っているが、除隊後は君と結婚したい。来日前に数億円を送金したいが、送金手続きが必要」などとやりとりしていた。女性は指定口座に約160万円を振り込み、だまし取られた。

 昨年8月に被害に遭った本島中部の40代女性は、海外の軍医を名乗る人物に約95万円をだまし取られた。

 22日に福岡と埼玉両県警の合同捜査で国際ロマンス詐欺の容疑者が逮捕されたことを受けて、県警も同種事案がなかったか調べて発表に至った。