水面映える 白黒の珍鳥 ソリハシセイタカシギ


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細く反ったくちばしが特徴のソリハシセイタカシギ(中央)=18日、豊見城市与根の通称「三角池」(大城直也撮影)

 珍鳥のソリハシセイタカシギ(セイタカシギ科)1羽が、沖縄県豊見城市にある通称「三角池」に飛来している。18日には水面(みなも)にその美しい姿を映しながら、羽繕いや餌をついばんだりする姿が見られた。県外からの野鳥愛好家らも観察に訪れていた。

 ソリハシセイタカシギは旅鳥や冬鳥として知られ、主にヨーロッパや中央アジアに分布しており、県内には越冬や移動の中継地点として飛来する。全長は40センチほどで、細長く反ったくちばしが特徴的。白と黒のツートンカラーが美しく、三角池では昨年11月に2羽が確認されている。