沖縄県内公立小学校151校で20日、卒業式が行われ、卒業生は6年間の思い出が詰まった学びやを巣立った。
卒業式シーズンがピークを迎えたこの日、県内小学校で唯一の特別支援学校の分教室が設置された南城市立馬天小学校では、分教室から初の卒業生を迎えての合同卒業式が行われた。卒業生を代表して馬天小学校の上原みひろさん(12)と分教室の新垣嗣也(ひでや)君(12)が答辞を読み「幸せな6年間でした。4月からは中学生。目標をもち、最後まであきらめず、やり遂げます」と決意を述べた。馬天小学校の新垣香代子校長は「多様性を認め合い、社会のモデルを作り上げた皆さんを誇りに思います。輝ける未来に幸あれ」と言葉を贈った。
県内では19日までに64校が卒業式を終え、21日に1校、22日に44校が行う。