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宮古島で五輪合宿へ オーストラリアのトライアスロン連盟 沖縄県、宮古島市と覚書締結

東京五輪の事前キャンプに関する覚書締結式で署名する(左から)オーストラリアトライアスロン連盟ナショナルパフォーマンスディレクターのジャスティン・ドリュー氏、富川盛武副知事、下地敏彦宮古島市長=12日、宮古島市のJTAドーム宮古島(喜瀬守昭撮影)

 【宮古島】沖縄県、宮古島市、オーストラリアトライアスロン連盟は12日、2020年の東京オリンピックに向けた事前キャンプに関する覚書を締結した。同日、第35回全日本トライアスロン宮古島大会の開会式に先立って締結式が開かれ、富川盛武副知事、下地敏彦宮古島市長、同連盟のナショナルパフォーマンスディレクターのジャスティン・ドリュー氏が覚書に署名した。今後、20年までにオーストラリアの選手らが宮古島市で3度のキャンプを実施する予定という。

 県内離島地域での事前キャンプの決定は初めて。覚書では宮古島市が合宿中の練習に必要な施設を提供すること、市民との交流プログラムの実施、県が合宿費用について600万円を上限に支援することなどが定められている。県は2016年から事前キャンプ誘致活動を行っており、その一環で18年5月にドリュー氏が宮古島市を視察、同年10月にはテストキャンプを実施していた。

 ドリュー氏は「宮古島の気候や練習設備、静かな環境などを総合してキャンプ実施を決めた」とし、「宮古に拠点を置き、地元の人たちとの交流も含めてとても楽しみにしている」と述べた。下地市長は「事前合宿を機に、オーストラリアトライアスロン連盟と宮古島市との交流が深まることを期待している」とあいさつした。

 ドリュー氏は14日に行われる第35回全日本トライアスロン宮古島大会のスターターを務める。