社会

「何があったのか…」 物々しい雰囲気で近隣住民が不安に 県警とNCISが捜査

遺体を乗せる車両にブルーシートを被せる県警捜査員ら=13日午後2時8分、北谷町桑江

 国道から一歩入った静かな住宅街が物々しい空気に包まれた。13日早朝に日本人女性と海軍兵男性の遺体が見つかった北谷町桑江のアパート。駐車場入り口には規制線が張られ、建物の入り口付近では県警や海軍犯罪捜査局(NCIS)の捜査官が行き交った。付近の住民は捜査関係車両や報道陣が詰めかける様子を不安そうな表情で見詰めていた。

 現場は北谷町役場から350メートルほど西にあるアパート。商業施設や飲食店などが多く立地する国道58号に近く、集合住宅も並ぶ。

 近隣のホテル従業員の女性は同日午前8時ごろ、アパート駐車場で泣き崩れる外国人の大人と小学生くらいの男の子を目撃した。「子どもが上の階を指さしていた。後から警察官が来て何かを告げると、子どもが泣き崩れて、2人とも泣いていた。何かがあったんだろうなと思った」と語った。

 事件は6階建てアパートの最上階で起きた。外から目隠しするように捜査員らが玄関近くの部分をブルーシートで覆った。住民らは時折、外の廊下から身を乗り出し、現場となった部屋を不安そうに見上げた。

 アパートの50代の女性は「隣近所の交流はないが、上の階に外国人が住んでいるとは聞いたことがある。トラブルがあった様子は感じたことはない。何があったのか不安だ」と話した。近くに住む女性(31)は警察車両や報道陣を見て驚いた様子だ。「外国の警察もいるってことは米軍絡みってことなんですね。事件なんて起こりそうにないのどかな場所なのに」と言葉少なに立ち去った。