沖縄電力は26日の取締役会で、取締役3氏が常務に昇任するなどの役員人事を内定した。6月27日予定の株主総会と取締役会、監査役会を経て正式に決定される。
常務に昇任するのは取締役の宮里学氏(61)、仲宗根斉(ひとし)氏(56)、成底勇人(はやと)氏(55)。企画本部企画部長の上間淳氏(51)と経理部長の仲村直将氏(50)が新任の取締役となる。
社外取締役に大同火災海上保険社長の与儀達樹氏(54)と弁護士の野崎聖子氏(45)が就任する。野崎氏は同社初の女性取締役となる。
常務の恩川英樹氏(57)は常任監査役となる。琉球大教授の金城盛彦氏(54)と公認会計士・税理士の古荘みわ氏(36)が社外監査役となる。
常務の仲里武思氏(57)は退任しリライアンスエナジー沖縄の社長に、常任監査役の山城克己氏(60)は沖電企業の社長に就任する予定。取締役相談役の石嶺伝一郎氏(70)は取締役を退任し相談役に就任する予定。社外取締役の小禄邦男氏(83)、社外監査役の比嘉正輝氏(75)、野崎四郎氏(72)は退任する予定。
本永浩之代表取締役社長、大嶺満代表取締役会長、島袋清人代表取締役副社長らその他の取締役は再任される。