拓南製鉄社長に八木実氏 古波津昇氏は拓南本社会長を兼務


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 拓南グループ11社で構成する拓伸会は16日までに、グループ各社の役員人事を内定した。グループを統括する拓南本社は、古波津昇社長(56)が代表権のある会長兼社長に昇任する。常務取締役に業務部長の新垣博史氏(56)が就任し、拓南製鉄取締役の比嘉秀親氏(55)が新たな取締役に加わる。役員人事は5月から6月にかけての各社の株主総会と取締役会を経て決定する。

 グループ中核の拓南製鉄は、古波津社長が代表取締役会長となり、専務取締役の八木実氏(59)が代表取締役社長に就任する。専務の大城秀政氏(58)が代表権のある副社長に就き、取締役の松井太郎氏(38)が常務取締役になる。

 拓南商事は工場長の長嶺巧氏(51)と、リサイクル事業部長の福本将希氏(44)が新たに取締役となる。

 拓南製作所は社長の小湾正博氏(66)が副会長に就任し、専務の本部紹吉氏(61)が社長に昇任する。代表権は古波津会長と小湾氏、本部氏の3氏が持つ。取締役の仲松庸一郎氏(59)が常務になる。

 西原グリーンセンターは社長の古波津氏が代表取締役会長兼社長となる。副社長の菊地国夫氏(57)に代表権が付与され、統括部長の安仁屋歩氏(52)が新任の取締役になる。

 拓伸商事大阪は社長の古波津氏が代表取締役会長兼社長に昇任し、副社長の比嘉利夫氏(62)に代表権を付与する。拓南製鉄専務の大城秀政氏が非常勤取締役に就く。拓伸商事福岡も社長の古波津氏が代表取締役会長兼社長となり、統括部長の安東秀徳氏(60)が新たな取締役となる。薩南物産(鹿児島)は専務の日髙勝氏(60)が代表権のある副社長となる。