デマは繰り返される　モバイルプリンスの知っとくto得トーク［110］

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5月にツイッター上で「女性にAED（自動体外式除細動器（じどうたいがいしきじょさいどうき））を使うとセクハラで訴えられるかもしれない」との意見が広がったよ。

AEDは、心臓が突然止まった時に電気ショックを与えて心臓の動きを復活させる機械なんだ。

使う時は電気パッドを直接肌に当てる必要があるので洋服を脱がしたり、切ったりしないといけないんだ。

それがセクハラになるとツイッターで話題になったよ。

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実は、2017年12月にありもしない会社が実施したアンケートで「『男性にAEDを使われたらセクハラで訴える』という女性が多い」というツイッターの投稿が拡散されたんだ。

でもそれはデマだったことが後から分かったよ。

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多くの弁護士が「AEDの使用目的は『救助』なので、セクハラで訴えられる可能性はかなり低い」と指摘したよ。

AEDを使っての救助は人命を左右する大事なものなんだ。間違った情報が広がると、誰かの命が助からない可能性もある。

絶対に許してはいけないし、みんなも間違った情報を信じて拡散してはいけないよ。

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何度も同じようなデマが広がると、何が正しい情報か分からなくなり再びデマが広がる原因になるんだ。

すると、情報が正確かどうかを確認する「ファクトチェック」が大事になってくるよ。

AEDのセクハラデマは、今後も同じように出てくるだろうね。「AEDを使用した救助は、セクハラで訴えられない」と頭の中に入れておこう。

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AEDのセクハラデマには「命の恩人をセクハラで訴えるわがままな女」など、批判的な意見も一緒にくっついてくることが多いんだ。

そうした批判的な意見の裏には、女性を見下すような感情が隠れていることが多いよ。注意しないと自分にも女性を差別するような言葉や態度がうつってしまうんだ。

情報を正しく受け取り、差別表現に気をつけてネットは使おうね。