社会

「薬物乱用から子守る」 未成年大麻 教育団体 緊急アピール

薬物乱用防止緊急アピールを読み上げる県社会教育関係団体等連絡会のメンバー=14日、県庁

 県内の高校生らが関与した大麻事件の発生を受け、県内14団体で構成する県社会教育関係団体等連絡会(会長・下地イツ子県PTA連合会会長)は14日、県庁で会見を開き、薬物乱用防止緊急アピールを発表した。「地域の子は地域で守り育てる」という機運を高め、県民総ぐるみで対策に臨む姿勢を示した。

 アピールは「薬物乱用は絶対に許しません。子どもを薬物乱用から守ります」「子どもが薬物乱用に巻き込まれないよう、健全な地域社会をつくります」「子どもはみんなの宝です。地域の子は地域で守り、育てます」「家庭はすべての原点です。家族の絆を大切にし、子どもを守ります」などの7項目。アピールは各団体が県民に周知する。

 県高等学校PTA連合会の宮城光秀会長は「若者が大麻の怖さを知らずに手を出してしまっている」と現状に対する危機感を強調。大麻の入手に会員制交流サイト(SNS)を利用した事件だったため、スマートフォンのルール作りワークショップなどで啓発していく考えを説明した。

 同連絡会が薬物乱用防止に関する緊急アピールをしたのは、高校生が大麻取締法違反で逮捕された2016年以来。同年の緊急アピールも「子どもを薬物から守る」「地域の子は地域で守り、育てる」などの7項目だった。