社会

沖縄・宜野湾市での母親殺害で元少年に懲役10年

 2018年8月、沖縄県宜野湾市内で同居する母親=当時59歳=を殺害したとして殺人罪などに問われた当時19歳の元少年(20)に、那覇地裁の佐々木公裁判長は20日、懲役10年(求刑14年)の判決を言い渡した。佐々木裁判長は「被告には精神の障がいはなく、完全な責任能力があったと認められる」と判断した。

 裁判では責任能力の程度が争点となっており、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていた。佐々木裁判長は犯行前後の元少年の会話に「不自然な点は見られず、被告が精神に障がいを来していた疑いは生じない」として、元少年に精神障がいはないとした精神鑑定を評価した。量刑について佐々木裁判長は「被害者を自殺の道連れにするという動機は身勝手なものだ」と指摘し、元少年の姉が刑罰を望んでいないことや被告が反省の弁を述べていることなどを考慮したと述べた。