DeNA、台風で損壊したキャンプ地の屋内運動場補修費を寄付 宜野湾市に550万円


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補修前の宜野湾市海浜公園の屋内運動場の屋根(市提供)

 【宜野湾】昨年9月の台風24号襲来で損壊した沖縄県宜野湾市海浜公園の屋内運動場に関し、春季に市でキャンプを実施するプロ野球横浜DeNAベイスターズは18日、補修費用の一部550万円を市に寄付した。

 市によると、屋内運動場は屋根が抜け落ちたりガラス窓が割れたりし、キャンプで利用できない恐れがあったという。しかし球団が「半額分は私たちで持ちます」と補修費の寄付を市に申し出た。全体の補修費約1200万円のうち半額は保険で対応し、残り約600万円の大半を球団が支払うことになった。

 補修は1月末で終了し、キャンプには間に合ったという。市は「ベイスターズが充実したキャンプを送れるよう引き続き環境整備に努めていきたい」とした。