社会

読谷女性溺死、強盗殺人疑い 沖縄県警・11管、知人男を再逮捕

 沖縄県読谷村宇座の海岸で今年3月、宜野湾市の女性(当時32)の遺体が見つかった件で、県警と第11管区海上保安本部は2日、女性を殺害して財布を奪ったとして、知人で埼玉県川口市の男(36)=窃盗罪で起訴済み=を強盗殺人容疑で再逮捕した。同容疑者は再逮捕時、否認している。


 県警と11管は2日、嘉手納署に合同特別捜査本部(本部長・島袋令県警刑事部長)を設置し、約120人体制で捜査を進める。

 再逮捕容疑は3月2日午前0時45分ごろから同2時47分ごろの間、読谷村宇座の海岸で、女性を殺害し、現金約2千円やキャッシュカードなどが入った財布を奪った疑い。女性は3月2日昼ごろ、読谷村宇座の海岸で溺死した状態で見つかった。

 県警によると、付近の聞き込みや防犯カメラなどで、容疑者の男と女性が事件前に2人でいるところが確認されている。

 捜査関係者によると、容疑者の男は女性が遺体で見つかる前日に現場付近を一緒に訪れており、「岬から突き落とした」との趣旨の供述をしている。

 県警と11管は5月23日、女性のキャッシュカードを用いて宜野湾市と北谷町のATMで6回にわたって計約270万円を引き出したとして、窃盗容疑で容疑者の男とその知人の会社員の女(21)=神奈川県川崎市、窃盗罪で起訴済み=を逮捕していた。被害に遭った女性と女に面識はなく、男が金の引き下ろしを指示した。県警によると、2人は窃盗容疑について「金は下ろしたが盗んではいない」などと容疑を一部否認していた。

 女が強盗殺人事件に関わっている可能性は薄いという。

 容疑者の2人は県内出身で、男は宜野湾市、女は嘉手納町に住んでいたとみられる。