社会

交際女性への殺人未遂で懲役9年の判決 那覇地裁 裁判長「長時間の死への恐怖、後遺症負わせたことは大変なもの」

那覇地裁

 2018年12月、沖縄県那覇市内で同居していた交際中の女性=当時(34)を刃物で複数回刺し、殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われた被告(24)に那覇地裁の佐々木公裁判長は4日、懲役9年(求刑11年)の判決を言い渡した。

 佐々木裁判長は「(被害者の)肉体的苦痛はもちろん、長時間にわたり死の恐怖にさらされた上に、日常生活に影響を及ぼす後遺症を負うこととなった精神的苦痛も大変なものであったと推察される」と述べ、被告の刑事責任の重さを指摘した。

 被告は昨年12月11日、那覇市内の自宅で同居していた女性に対し殺意を持って首を絞めたり、顔面を蹴ったりした後、台所にあった包丁で腹部などを複数回刺した。被告が女性をベランダに放置した後、知人らに発見された女性は一命を取り留めたが、関節機能障害などの後遺症を負った。