社会

車内で3歳児が死亡 熱中症か 高温注意情報の沖縄

3歳女児が亡くなった車内の鑑識作業にあたる警察官=24日午後7時ごろ、那覇市識名

 24日午後2時ごろ、那覇市識名の住宅敷地内の駐車場で、この家に住む女児(3)が止めてあった家族の車の後部座席でうつぶせで倒れているのを母親が発見した。母親が意識不明の状態の女児を病院に搬送したが、同日午後2時45分に死亡が確認された。

 県警によると、女児宅では午前中、家族で出掛ける予定などを話していた。その後、家の中に女児の姿が見えなくなったことから、近所の立ち入りそうな場所などを家族や親族が捜索していた。

 那覇署は医師による診断を待って、女児が車内にいた経緯や死因の特定など、詳しく捜査する。当時の状況から事故の可能性が高いとみている。

 午後7時すぎ、住宅街の一角にある女児宅の敷地では、玄関から数メートル離れた所に駐車された車の中を、那覇署の警察官が鑑識作業している様子が見られた。

 親族の女性は「出掛ける準備をしていたらしい。母親は今は話せる状態ではない」と悲痛な面持ちで話した。近所に住む男性は「先日、母親ときょうだいの3人で手をつないでいるところを見た。かわいい盛りなのにかわいそう」と動揺した様子で語った。24日の那覇市の天気は晴れで、最高気温32・2度(午後1時36分)を観測した。沖縄気象台は高温注意情報を発表していた。