那覇、沖縄、南城に大雨警報 那覇で24時間90・5ミリ観測 浦添などに洪水警報 気象台、警戒呼び掛ける


社会
この記事を書いた人 問山栄恵
大雨の影響で冠水した道路=8日午後8時15分ごろ、沖縄市泡瀬(又吉康秀撮影)

  沖縄気象台は8日午後7時、那覇、南城、沖縄の各市に大雨警報、那覇、浦添、豊見城の各市と南風原町に洪水警報を出した。これまでに国頭村に土砂災害警戒情報、国頭、大宜味、東の各村と名護市に大雨警報や洪水警報を発表しており、気象台は8日夜遅くまで土砂災害、河川の増水や低い土地の浸水に警戒を呼び掛けている。
  
  気象台によると、東シナ海に7日に発生した熱帯低気圧に湿った空気が流れ込み、本島地方は大気の状態が不安になり、所により激しい雨が降っている。8日午後6時50分までの24時間に、那覇市90・5ミリ、国頭村83・5ミリ、東村81ミリ、南城市糸数56ミリの雨が観測されている。
  
  9日の本島地方は湿った空気の影響で曇りや雨の天気となり、所により雷を伴う。先島地方と大東島地方は太平洋高気圧に覆われておおむね晴れる見込み。【琉球新報電子版】