教育

古いiPhoneからの買い替え、何を選ぶべきか

パーソナルテクノロジー

By Joanna Stern
2019 年 9 月 19 日 08:19 JST 更新プレビュー



WSJのコラムニスト、ジョアンナ・スターンが「iPhone 11」シリーズのカメラを試した Photo illustration: Laura Kammermann / The Wall Street Journal


――筆者のジョアンナ・スターンはWSJパーソナルテクノロジー担当コラムニスト

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 アップグレード好きの「iPhone」ユーザーは、昨年に出た「XS」を手に新型モデル「11 Pro Max」を待ち望んでいる。新しい超広角カメラを試したくてたまらず、新色のミッドナイトグリーンが気になって仕方ない。

 一方で、古い機種の「6」をまだ使っているユーザーがいる。ガムテープなどで修理して使っている人もいるが、「6」は最新OSのアップデート対象外となる。

 3つの新機種「11」「11 Pro」「11 Pro Max」のレビューは難しかった。大きく進歩したバッテリー寿命とカメラは熱心なアップルファンの期待には応えているが、それだけでは「7」や「6」、もしくは「5」からの買い替えを迷うユーザーたちのニーズは満たしていない。

 旧機種のユーザー向けにいくつかのヒントをまとめてみた。

 (ウォール・ストリート・ジャーナルの発行元であるダウ・ジョーンズは、アップルのサービスを通じてニュースを配信する契約を結んでいる)

「6」のユーザー

 素晴らしい知らせだ。何を選んでも、スクリーンからバッテリーやカメラまで、全てがずっと良いだろう。

 古いスマホを長く使い続けているあなたは、最新機種に買い替えるべきだ。大半の人には「11」がお勧め。バッテリー寿命もカメラも素晴らしい(ただし、「Pro」の望遠レンズはない)。筆者はこの1週間に「6」と「11」で何度も撮影して比べた。特に低照度環境で撮った写真には技術の進歩が表れている。


低照度環境で撮影した写真には差がはっきり出る PHOTO: JOANNA STERN/THE WALL STREET JOURNAL

 100ドル節約したいなら「XR」が選択肢となる。ただ、プロセッサーが古く、バッテリー寿命が少し短く、背面のカメラが1つ少ない。

 「6 Plus」からの買い替えなら、「11」(それに「XR」)はそれほど大きく感じられないだろう。または、「11 Pro」の方が小さく、スクリーンやカメラが上等だ。

「6」「7」「8」ユーザーは顔認識システムが心配?

 顔認識システム「フェースID」を使いたくないという声は多いが、安心してもらいたい。筆者はフェースIDは指紋センサーよりも速くて便利だと思う。アップルは改善に3年をかけ、「11」シリーズのフェースIDはさらに速くなった。それに、アップルはあなたがスクリーンをアンロックするたびにあなたの顔をこっそりアップロードするようなことはしない。

 それより少し難しいのは、ホームボタンのないスマホに慣れることだ。でも大丈夫。これについては、2017年に「X」のレビューに書いた

 どうしても「フェースID」を使いたくないなら、残る選択肢は「8」ということになる。


アップルは改善に3年をかけ、「iPhone 11」のフェースIDはさらに速くなった PHOTO: DAVID CHOW FOR THE WALL STREET JOURNAL

小さい機種が欲しい「SE」ユーザーは?

 どう見てもアップルは小さいスマホのことを忘れている。ここでも最善の選択は「8」だ。筆者は先週、あらためて「8」のカメラを試した。残念ながら「ポートレートモード」はないが、かなり良い写真が撮れる――低照度での撮影でも。新しいiPhoneと同様、ワイヤレス充電機能もある。

「X」をもう1年使うことを検討中のユーザーは?

 最悪な目に遭っているのは「X」ユーザーだ。最もモダンなデザインを得ながら、バッテリー寿命、フェースID、カメラ機能では後れているのだから。だが今回アップグレードすれば、来年に登場が期待される第5世代(5G)移動通信システム対応の大刷新を逃すかもしれない。

 今のスマホで済むなら、あと1年待とう。でなければ、「11 Pro」はやめて「11」にすることだ。望遠レンズと有機ELディスプレー(OLED)はないかもしれないが、来年のアップグレードに向けて300ドルを取っておけるし、バッテリー寿命も少し伸びる。


iPhone11のウルトラワイドカメラで撮影すれば簡単に芸術的な写真が撮れる PHOTO: JOANNA STERN/THE WALL STREET JOURNAL

アップルを信用できなくなったユーザーは?

 過去1週間、多くの読者から受けた質問は、今使っているiPhoneをどのiPhoneに買い替えればいいかというものだった。しかし、大型化する一方の画面サイズと毎年のアップグレードに嫌気が指している一部のユーザーは、アンドロイドに乗り換えるかもしれないと話した。

 iPhoneに匹敵する性能を持つ優れたアンドロイド製品があることに疑問の余地はない。サムスン電子の「Galaxy S」「Galaxy Note」シリーズやグーグルの「Pixel」シリーズなどだ。だが、こうした旗艦モデルを外れて小さめのスクリーンや低価格、早い段階での5G対応、折り畳み式などを求めると、万人向きではないアーリーアダプターの領域に入るので注意が必要だろう。




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