沖縄県庁（資料写真）
宮沢 之祐 沖縄こどもの未来県民会議（会長・玉城デニー知事）は、低所得世帯の高校生を対象に、県外の大学や専門学校への受験や進学にかかる渡航費用を支援する「県外大学等進学サポート事業」の本年度の希望者を募っている。募集期間は10月8日まで。
県外への進学の夢を、経済的理由で断念するのを防ぐのが目的。児童扶養手当受給世帯と住民税所得割非課税世帯の高校生が対象となる。
受験や合格後の行事への参加に必要な航空費、船賃、新幹線料金、宿泊費を最大10万円まで給付する。受験証明書類と渡航時の領収書などの提出が必要になる。
同会議は、県民や企業からの寄付と、県の負担金が財源。このサポート事業では昨年度、173人に計約1192万円を支給した。
詳しくは事務局がある県こども家庭課。電話098（866）2174。申し込みはhttps://www.okinawa-child-future.jp/business/から。
（宮沢之祐）
