有料

対馬丸記念会に真宣組が寄付


対馬丸記念会に真宣組が寄付
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 広告代理店の真宣組(那覇市、真栄城嘉史社長)は18日、対馬丸記念会(髙良政勝理事長)に53万円を寄付した。対馬丸記念館で寄贈式を開いた。

 今年は対馬丸記念館開館20周年、対馬丸事件から80年、小桜の塔建立70年の節目の年で、同社は祈念事業として事件のあった8月22日付の朝刊で広告特集を立案した。琉球新報社、沖縄タイムス社、読売新聞社の愛知県・中部支社版で掲載。県内を中心に約50の企業・団体から賛同を得て、その一部を寄付金として贈呈した。

 真栄城社長は「少しでもお役立ちができればということで今回企画した。永久的に記念館の繁栄を祈念している」と語った。髙良理事長は「これからも平和と生命の大切さを伝えていきたい」と述べた。