重要インフラのサイバーセキュリティーに関する意識醸成を図ろうと県警は26日、那覇市泉崎の県警本部で第14回サイバーテロ対策協議会総会とセキュリティーに関する講演会を開いた。ガスや電気会社など22の事業者が参加した。
金融庁やJAXAでセキュリティーアドバイザーを務める村瀬一郎さんが講師を務めた。「サイバーセキュリティー情勢と今後の対策」をテーマに、インフラ施設にサイバー攻撃を仕掛けられた際の対処方や防御方法について説明した。
県警警備一課の平良太一次席は「生活に関わるインフラ業者のサイバー攻撃に関する知識を深め、警察も協力して対応できるように日頃から準備したい」と述べた。
協議会は2008年に設立され、サイバーテロ被害を未然に防止するための情報交換などを行っている。