覚醒剤所持の男に実刑判決 争点の「営利目的」を認定 那覇地裁


覚醒剤所持の男に実刑判決 争点の「営利目的」を認定 那覇地裁 那覇地裁(資料写真)
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 覚醒剤を使用し、8グラム超の覚醒剤を所持したとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われた住所不定無職の男(64)に、那覇地裁は2日、懲役3年6月、罰金30万円(求刑懲役4年、罰金30万円)の判決を言い渡した。小野裕信裁判長は、争点だった営利目的の所持を認めた。

 判決は、被告が覚醒剤を0・3グラム前後ずつ30袋に小分けし、新品の注射器26本と保管したことから、売り渡す構えがあり、自己使用目的では多量だと指摘。生活が苦しい状況で多量の覚醒剤と16万円超の現金を持っていたのは「不釣り合い」だとして、「営利目的があったことを強く推認させる」と強調した。

 判決などによると、被告は2023年6月21日ごろ、那覇市の当時の自宅で覚醒剤を使用した。また営利目的で覚醒剤8・218グラムを所持、0・444グラムを単純所持した。