【応急処置の方法】「冷房ない場での運動、控えて」 沖縄県が熱中症対策呼びかけ 救急搬送が増 


【応急処置の方法】「冷房ない場での運動、控えて」 沖縄県が熱中症対策呼びかけ 救急搬送が増  イメージ
この記事を書いた人 Avatar photo 中村 優希

 県内で熱中症による救急搬送者が増加している。沖縄地方では本島、大東島、宮古島、八重山のいずれかの地方で6月15日以降、毎日熱中症警戒アラートが発表され、危険な暑さとなっている。

 県は、熱中症警戒アラートの発表時は昼夜を問わずエアコンなどを使用し、冷房設備のない場所での運動は中止や延期をするなど、いつも以上に熱中症対策を徹底するよう呼びかけている。 

 熱中症は誰でも起こる可能性があるが、対策をすれば防げる。室内で起こるケースも多く、県の担当者は「室内だと安心して扇風機で大丈夫だろうと油断してしまうことがある」と話す。室内でもこまめな水分補給や、冷房を使って熱をこもらせないなどの対策が必要だ。

 暑さやのどの渇きを感じにくい高齢者や、体温調節機能が未発達な乳幼児は重症化しやすい。前の晩の飲酒など脱水症状のある人、肥満の人、普段から運動していない人、体調不良の人なども熱中症になりやすい。めまいや立ちくらみ、頭痛や吐き気など、熱中症のサインがみられた場合は、涼しい場所で水分・塩分を補給し、体を冷やす対応が必要だ。

 意識がはっきりしない時や自力で水分摂取ができない時などは、すぐに医療機関へ搬送する必要がある。

 特に車内は短時間で温度が上昇するため注意が必要だ。JAF沖縄支部によると、車内に鍵を残したまま誤ってドアがロックされる「キー閉じ込み」で子どもが車内に残されることによる救援要請が、2023年7~8月に4件発生。今年に入っても毎月、同様の救援要請依頼があるといい、子どもを車内に残したまま離れないよう注意を強く呼びかけている。

 (中村優希)