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嘉手納周辺で騒音最大103デシベル 三連協が目視調査 沖縄


嘉手納周辺で騒音最大103デシベル 三連協が目視調査 沖縄 騒音や飛行ルートなどを目視調査する三連協職員=7日、嘉手納町の道の駅かでな
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 沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協、会長・桑江朝千夫沖縄市長)は7日、嘉手納町の道の駅かでななど嘉手納基地周辺3カ所で目視調査を実施した=写真。騒音最大値は午前9時14分のF22ラプターステルス戦闘機の離陸時で103デシベルだった。離着陸は速報値で136回だった。

 調査を視察した當山宏嘉手納町長はF15戦闘機の退役にともなう巡回配備に伴い「100デシベルを超える騒音が増えている」と改善を求めた。嘉手納基地でパラシュート降下訓練の常態化など「地域住民の負担が増えている。状況を見ながら是正を求めていく」と話した。

(金盛文香、福田修平)