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「よく頑張った」「熱い戦いだった」 比嘉大吾ボクシング世界戦 後援会、激闘たたえる


「よく頑張った」「熱い戦いだった」 比嘉大吾ボクシング世界戦 後援会、激闘たたえる 武居由樹に判定で敗れた比嘉大吾(右端)=有明アリーナ
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 世界タイトルに再び挑んだ比嘉大吾選手(29)を応援しようと、世界戦の会場となった東京・有明アリーナには100人を超える応援団が駆け付けた。

 6年ぶりの世界王者にあと一歩の激闘を見せた比嘉選手に「11ラウンドまでは勝っていた」「KOにこだわり過ぎたかな」と残念がる声が上がったが、口々に「次につながる熱い戦いだった」と善戦ぶりをたたえた。 

 青字で「Daigo」と背にプリントされた、おそろいのTシャツを着て有明アリーナに駆け付けた応援団。激闘の末に判定負けを喫した比嘉選手に「初めて臨んだバンタムで手応えを感じた。次に進むいい機会だ」などとエールを送った。

 比嘉選手の沖縄後援会の銘苅優会長は「結果は受け止めなくてはいけないが、よく頑張った。初めて臨むバンタム級に不安もあったと思うが、逆に世界タイトルに近づいた試合だ」と満足の表情を浮かべた。

 11ラウンドでダウンを奪うなど王者を追い詰めた比嘉選手。同後援会副会長の奥平えみこさんは「サウスポーは攻略できていた。試合は全然負けていなかった」と次につながる試合展開に期待を込めた。 

 (斎藤学)