日本ハムの名護キャンプがスタート。ファンが見守る中球場入りした大谷翔平選手＝2016年2月17日、名護市営球場
琉球新報朝刊 大谷翔平選手がプロ野球の日本ハム時代に春季キャンプで訪れた名護市の渡具知武豊市長と国頭村の知花靖村長も「50・50」の偉業を祝福した。
渡具知市長は「連日のようにテレビや紙面を飾り、私を含め多くの国民に勇気と感動を与えている」と大記録達成を喜んだ。名護市での春季キャンプを通じて「心・技・体を磨いていただいた」とし、「名護市民にとっても大変縁深く、名誉なことだ。今後のさらなる活躍を期待申し上げる」とコメントした。
知花村長は午前6時ごろから生中継で大谷選手を応援した。記録達成の瞬間を目撃し「まさかこんなすごい選手になるとは」と驚いた。大谷選手が村内の球場で日ハムの初キャンプに臨んだ際、知花村長は球場の事務所職員だった。一番若手の大谷選手が雑用係として事務所にゴミ袋をもらいに来た姿を懐かしみ「ぜひまた、最初のキャンプ地である国頭村を訪れてほしい」と話した。
（玉寄光太、武井悠）
大谷翔平
