選手宣誓をする嶺井達也さん（右）と高良紀子さん＝21日午前、那覇市奥武山町、県立武道館
宮沢 之祐 県内の高齢者がスポーツと文化活動の19競技で日頃の練習の成果を競う「沖縄ねんりんピック」の総合開会式が21日、那覇市奥武山町の県立武道館で開かれた。
県と県社会福祉協議会の主催で、15回目。活力ある長寿社会づくりの促進を目指す。59歳以上が対象で、今回は2000人余りが参加する見通し。ラージボール卓球や将棋などの13競技は、来年10月に岐阜県で開かれる全国大会の予選を兼ねている。
開会式には各競技の代表ら約120人が参加した。開会宣言などに続いて、グラウンドゴルフの嶺井達也さん（81）と、テニスの高良紀子さん（65）が選手宣誓。「高齢者の生きがいづくり、健康づくりを広く県民にアピールすると共に、正々堂々と競技することを誓います」と声をそろえた。
既に日程を終えた競技もあるが、この日はペタンクやソフトバレーボールなどで熱戦が繰り広げられた。
（宮沢之祐）
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