名護のマンションに50代女性遺体 同居の男性、知人に電話後不明 東村に所有車、さらに移動か 沖縄


名護のマンションに50代女性遺体 同居の男性、知人に電話後不明 東村に所有車、さらに移動か 沖縄 パトカー(資料写真)
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 県警によると22日夜、名護市のマンションの一室で50代女性の遺体が見つかった。県警は女性が事件に巻き込まれた可能性を視野に捜査している。女性の交際相手で、この部屋に女性と同居していた男性と連絡が取れておらず、県警は男性が何らかの事情を知っているとみて、重要参考人として捜している。

 県警によると、22日午後7時ごろ、女性の交際相手の男性から「警察と一緒に自分の部屋に行ってほしい」と電話で頼まれた知人が、110番通報をした。通報を受けて現場に駆けつけた名護署員が、あおむけになって倒れている女性を発見した。午後9時45分に女性の死亡を消防が確認した。県警によると、女性の遺体に目立った外傷はなく、室内に争った形跡はない。

一室から女性の遺体が発見され、規制線が張られたマンション=23日午前2時40分ごろ、名護市

 県警は23日、東村宮城の県道70号沿いに放置されていた男性所有の軽トラックを発見。男性の姿はなく、周辺を捜索した。付近に住む60代男性によると、22日午前8時過ぎ、重要参考人とみられる男性が「トラックが故障したからタクシーを呼んでくれないか」と訪ねてきたため、自家用車で大宜味村まで送り届けたという。