【咲く変化】珍しい!「バオバブ」純白の花 10月初旬まで見頃 海洋博 沖縄


【咲く変化】珍しい!「バオバブ」純白の花 10月初旬まで見頃 海洋博 沖縄 海洋博公園内の熱帯ドリームセンター(資料写真)
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 海洋博公園内の熱帯ドリームセンターで、アフリカ大陸の熱帯地帯原産の落葉高木「アフリカバオバブ」の開花が始まった。国内でバオバブの花を見られる場所はほとんどなく貴重で、25日夜には、つぼみから花弁が徐々に開き、約1時間かけて真っ白な花を咲かせる様子が確認できた。同センターによると開花は16日ごろから始まり、徐々に花が開いていく見通しで、10月初旬まで楽しむことができる。

 アフリカバオバブは大きいもので高さ20メートル、幹の直径は10メートル近くに達する。今回開花した木は同センターが1979年に種子を植えて育て、高さ15メートルほどに成長した国内最大級の大きさ。今年は10センチほどのつぼみと花が約30個ついている。開花後は翌日の夕方ごろまで花を楽しめる。

 海洋博公園管理センター熱帯ドリームセンター係の佐藤裕之さんは「栽培できる施設がなく全国的にも開花は珍しいので、多くの人に見に来てほしい」と話した。同センターではSNSなどで開花情報を発信している。

(池田哲平)

25日午後7時10分ごろ
同日午後7時22分ごろ
同日午後7時35分ごろ